パフューム

「パフューム〜ある人殺しの物語」予告が気になったので観てきました。
ラスト近くの展開で笑っていいのか悩み(主人公の求めた究極の香水の恐るべき威力!)、オチも凄くて、なんというか際どいバランスの作品だった。
主人公が暗闇に潜み、女性を殺して香りを蒐集するという異様な話でありながら、ナレーションで淡々と進む辺りが私は好きですが。
その主人公が求めた香りとは愛であり、それに気づいた主人公が最期に取った行動はその人生の始まった場所に還ることだった、と。
最初の殺人のとき、もっと違う出会い方をしていたらと思うと主人公が気の毒なのですが、
それにしてもあのシーンの撮影とか映像のチェックは大変だったろうなぁ・・・・ポロリとか。など、不純な感想も抱いてしまわずにはいられない。あぁ微妙。