ナルニア国物語

子どもの頃「指輪物語」は出会いが無くて読まなかったんですが、ナルニアは親が全巻セットを買ってくれたんで何度も読みました(1巻から読んだり、歴史順に読んだり)。
ナルニア国が出来て滅ぶまでという壮大な物語なんですが、登場人物が楽しかったり、主人公が子ども達で読みやすかったんだと思います。
ただ随所にキリスト教っぽい考え方が出てきて(アスランが犠牲になるとことか復活するとことか最終巻の最後のくだりとか)、ちょっと指輪物語とか他のファンタジーと雰囲気が違うかなぁと思います。子ども心に説教くさいなぁと思ってた;;
そういえばナルニアという国の名前の元になったというイタリアのナルニという町もキリスト教の巡礼地だそうですな。


指輪物語」が映画になったときに、この調子でナルニアも映画になるかもね〜とか言ってたらホントになっちゃってビックリなんですが、さっそく観てきました。
とても原作に忠実な内容だったです。
タムナスさんが素敵だったので個人的にはそれで満足。
ルーシィの役の子もスタッフがこだわっただけあってはまり役。カワイイし。
上半身人間のフォーンやセントール以外の話す動物達(恐らくフルCG)もそんなに嘘っぽくなくて良かったと思いました。
朝日を背負ったアスランがカッコよかった。しょげてるアスランも可愛かったですw
文章だけでは想像しきれなかった部分も映像になって納得。
特に主人公の1人エドモンド君が白の女王に貰って虜になるお菓子ターキッシュ・デライト

今回の映画ではそのままターキッシュ・デライトって字幕だったけど、
日本語の本だと「プリン」と訳されてるんで、指でつまんで食べるものだとは思いもよらんかったですよ。
粉砂糖をまぶしたゼリーみたいなものらしいのだけど、
日本の子どもの好きなお菓子でそんなのないよなぁ。ゼリーじゃなんかねぇ、だし。


とりあえず4巻の『銀のいす』に出てくる沼人”泥足にがえもん(英名:Peddleglum すんげぇ名訳!)”氏がどういうビジュアルになるのかが楽しみです。
(4作目って何時になるんだ;;)