キャンディ・キャンディ

キャンディ・キャンディを初めて読んだわけですよ。
アニメも何度か再放送もあったはずなのに何故か観てなくって。
旦那の実家のリフォームで子ども部屋の本を処分するからというので貰ってきたんですが、
凄い速い展開についつい一気に全巻読んでしまいました。
(まさか今更未読なのは私くらいのものだと思うけど、念のためこの後ネタバレ)


・・・キャンディ、間の悪い子!
いじめられるわ、アンソニー死ぬわ、退学するわ、仕事首になるわ、恋人と別れるわ、波乱万丈過ぎですよ。
それでも明るくて真っ直ぐで健気というのが泣かせる。・゚・(ノД`)・゚・。
あぁ、でも読み返してみるとキャンディが完全に落ち込んでるときには必ずアルバートさんが出てくるんだね。
アニーから「さよなら」を言われたときは丘の上の王子様が現れたし。
アルバートさん、登場したときから正体は察してたけど、キャンディが正体に気づくシーンで、あぁこの話は「あしながおじさん」だったんだと。
途中本気でテリィとくっつくかと思った。


ところで、アルバートさんが交通事故にあうシーンで冬ソナを思い出したんですが、
水木杏子先生のHP見てたら脚本家が参考にしたって雑誌に載ってたらしい(そして脚本家が読んだであろう韓国語版が海賊版であることが発覚;;)。
30年前の少女マンガ参考にしたんなら、あの懐かしい雰囲気も納得ですよ。


やはり語り伝えられておるだけあって名作でありました。
作品自体も主人公に負けず波乱万丈みたいですが、そろそろ落ち着いたのかな・・・?